ゼノンザードVSシャドウバースVSダークライ
ハロハロ~
道明寺ここあです
嘘ですVtuber詳しくないです
特技は輝夜月と初代桜木みりあのモノマネだぽよ~
どうでもいいので本題へ
ゼノンザードというゲームが先日リリースされました
このDCG僕はバトスピ&コードオブジョーカーポケット&ダークライって感じでかなり好きなんですけど
まずはこのゼノンザードの魅力から行きましょう
まずゼノンザードにはそもそものルールが他のゲームを踏襲したようなものでその時点でカードゲームとしてしっかり成立しています
また不利的状況になればアドバンテージを獲得すること(バトスピでいうライフで受ける、DMでいうSトリガー)も可能になっていて、逆転も多分に起こります
そして注目すべきは構築からプレイまで、あらゆる要素での自由度の高さです
ゼノンザードには5文明+無色の計6つの色分けがされているのですが、そのデッキ構築はVGやシャドバと異なり、好きな色を混ぜることが可能です(DM、バトスピと同じ感覚)
オーソドックスに単色で組むもよし、2色、3色…で混ぜるもよし、メインカラーにメタ考慮などで少量の他色を差し込むもよし(いわゆるタッチ)で、デッキの多様性は無限大です
ファンデッカーやロマンデッキ使いは自らの創造力をふんだんに活かすことも出来るでしょう
また、ガチデッキ使いでも前述の通りメタ考慮などで様々なカードを差してみたり、環境に刺さる新しいデッキタイプを造り出すことも可能でしょう
これによって環境の循環も期待できます
しかもゼノンザードにはデッキ外にフォースという要素があり(シャドバで言えば最初からリーダーに効果を付与することが出来るようなものです)、この選択によってもデッキのタイプをいじくることが出来ます
自由度の高さは構築のみに留まりません、実際のプレイングでもその自由度の高さを体感することができます
例えば、盤面に1体のミニオン(シャドバでいうフォロワー)がいるとします。
この時、プレイヤーは
少なくともこの4つの選択肢が提示されます
しかも、基本的にこの攻撃には3種類の攻撃先が存在するため、実質8つの選択肢から1つを選択することになります
そして攻撃すればレスト状態になり、相手の攻撃をブロックすることができなくなり、攻撃しなければ相手のライフを詰められませんが次ターンの相手の攻撃をブロックすることが可能になります
攻撃してマナに送ればボードアドバンテージを捨てる代わりに次ターン以降1マナ増やすことができます
攻撃せずにマナに送れば置いたマナをそのターンにそのまま使うことが出来ます
(何言ってるか分かんないと思います、正直プレイしてる僕もしっかりわかってません)
そして何より熱いのがフラッシュ!
フラッシュは遊戯王でいう速攻魔法や罠、デュエマで言えばニンジャストライク、バディファイトで言えば対抗、バトスピで言えばフラッシュ、COJPで言えばインターセプトです
っていうかバトスピのフラッシュと9割くらい一緒です
フラッシュを持っているカードは相手ターンでも使用するすることが出来ます
しかしこのフラッシュにはマナを使うため、このターンは過剰に動かず、フラッシュ用にマナを温存してターンエンドするという択が発生することがしばしばあります
また初期手札も多く前述の通りマナを増やすことも出来るのでデッキに高コストのカードを多数積んでも事故ることは少ないです
と、ここまでゼノンザードの魅力を語りました
ここからが本題です
僕の主観ではありますが、ゼノンザードの魅力はシャドバとかなりいい勝負…というか、勝っているとすら感じます
しかし僕はゼノンザードがDCGを背負うほどのビッグタイトルになるとは思いません
なぜなら、スマホゲームの圧倒的大多数を占めるユーザーには、この2つのゲームの対立構造はゼノンザードVSシャドウバースではなく、BANDAI VS Cygamesの構図になっているためです
どういうことか
もうとんでもなく率直に言ってしまうと、パック配布具合の違いです
ゼノンザードに最初に配布されるのは10数パック、そして初心者ミッションや通常ミッションなどをこなして10数パック、合わせて25パックいくかいかないか程度
それに対して我らがシャドウバースは最新5弾それぞれ10パックずつ、つまり10×5=50パック、そしてソロプレイを一通り終えれば合わせて100パック近く剥くことが出来るでしょう
流石はCygamesといった所でしょう
カードゲーマーが要求することの1つに、デッキの組みやすさというのは必ず入ってきます
◯◯さんの使っていたあのデッキを使ってみたい!
あのカードを使ってみたい!
これらを満たしやすいのはもちろん、シャドウバースです
ここで、DCGの立ち位置を考えてみたいと思います
もちろん、初期投資なしにカードゲームを始められるというのは基本的にありえません
紙のカードであればカードショップでデッキを買い、スリーブやプレイマットといったサプライを買うことでようやく始められるものです
本当は、ただでカードゲームが出来る、この時点でゼノンザードもシャドウバースも褒められるべきなのです
ゼノンザードが無課金に厳しいというのは当然の話で、本来はシャドウバースがおかしいのです
カードゲームを存分に楽しみたいなら投資してカードを購入しなければなりません
そうでなければ提供元の会社も利益が入ってこないでしょう
なのでゼノンザードが無課金に厳しいからゼノンザードはカスというのはどうみてもお門違いなんです
…と、いうのがよくある意見の1つだと思われます
しかし、DCGは本当にカードゲームなのでしょうか
DCGはスマホアプリゲームであるということが優先されるのではないでしょうか
このスマホアプリゲーム界に数多の無課金用ゲームがあり、「スマホゲームは無課金でも十分遊べないとならない」というスタンダードが存在してしまっている(このスタンダード自体まぁまぁ大きな問題だと思います)限り、その基準に満たないゲームが切り捨てられていくのは当然です
なのでシャドウバースというゲームはただただこの熾烈を極めるスマホゲーム界で生き残ろうと奮闘しているだけで、シャドウバースはおかしいとか、シャドウバースのせいで他のDCGが息してない…といった不満はそれこそお門違いで、そういった不満はこのスマホゲーム界そのものに向けられなければならないのです
まぁ、変わることはそうないでしょうが
DCGは本来出費を必要とするカードゲームというカテゴリーを出費0でも十分楽しめるように落とし込まなければならないという茨の道を進むことを強いられています
ゼノンザード、今のところは(ある程度予習して数時
間やってみたどしろーと的には)かなり面白いゲームだと思います
ここまで、数々のDCGが倒れてきました
COJP、DXM、WoB……
ゼノンザードがこの屍を越えてシャドウバースと張れるほどのビッグタイトルになることを願っています
補足
と、ここまでまるでゼノンザードが重課金必須のゲームかのように述べましたが、このゲーム、現在キャンペーン中で2500円で40パック引くことが出来ます
お金とゲーム内通貨のレートは約10000円で約50パック、つまり200円1パックでシャドウバースのレートと変わりません
そしてこのキャンペーンは2500円で40パックで、通常レートのなんと3倍以上(通常レートなら2500円=12.5パック程度)
そして環境デッキもそこまで資産が必要なデッキはほぼありません、40パック分も剥けば十分デッキが作れます
滑り出しは順調、宣伝にも有名人(霜降り明星のお二人やシャドバプレイヤーならよくご存知のむじょっくすのお二人など)を多く起用し、これからが楽しみなゼノンザードに、皆さんも投資してみてはいかがでしょうか?