作中でバンドを組むアニメは神作の法則
このブログには映画「空の青さを知る人よ」に関するネタバレを多分に含みますのでご注意下さい
どうも
この前ま某ま某まさんに影響されて天気の子の小説版を読み、「Weathering with 逆張りオタク」といういろんな方面に怒られそうなブログを書きました
またしても某ぼ某ぼ某さんの勧めである小説(映画)を見る(読む)ことになりました
「空の青さを知る人よ」という作品です
思うんですけど…まぼさんって、ミーハーですね
この題名の第一印象は「大半の人が空の青さ知ってんだろ詩人か?」です
第二印象は「そういえば昔東方の『必殺裏工房』っていう二次小説サイトの主人公の名前確か空だか青空だかだったなぁ、黒空とかもいたなぁ」です
誰か必殺裏工房知ってる人います?もうサイト消えちゃって見れないんですけど
レミリアルートのボスラッシュ好きだったなぁ
時間を止める咲夜に対して主人公の空って男が因果律崩壊っていうスペカを生み出して時間の概念を壊して時止められないようにして勝つんですよ
そのあとレミリアの「スピア・ザ・グングニル」だったかな?に頭バッサー切られながらもレミリアを倒して無事ハッピーエンドになるんですよ
紅魔館の面々と戦わなきゃいけなくなったのは何でだったかな……思い出せない……
東方のナンバリングとかは全然知らないんですけど白蓮とか天子辺りまではルートがあった気がしますね
衣玖さんルートも好きでした、衣玖さんがレイPされそうになったところを空が天界で封印されてる凄い力を秘めてるけど精神を則られる危険があるっていうもろガイソーグな鎧を身に纏って衣玖さんを助けに行くっていうシーンも好きでした
また読みたいなぁ…
脱線具合がすーーーげぇんだ
とりあえず東方はいいですよ
最近のは全然知りませんけど
これ以上僕しか分からない話しても意味ないんで早速いきましょう
プロローグからいきなりとある単語が飛んできます
「ガンダーラ」
!?
マガジンマーク出ちゃった
ゴダイゴ!?ま!?
こちら母親の影響でゴダイゴファンボ、テンション爆上がり
やるやんけ…ってなりながら1章へ
主人公は進路相談で東京でバンドで一山当てますって言っちゃうかなり将来が心配な2年生JK、名前は「相生あおい」
親のネーミングセンスが気になります
発音練習で出てきそうな名前してますよね
「あ、え、い、う、え、お、あ、お、あ、い
、お、い、あ、お、い」って感じで(こちら元放送部)
で、バンドで生きていきますって……
人生舐めとんのかこのガキはって感じですね(既視感のある文章)(詳しくは「Weathring with 逆張りオタク」へ)
ただ作中で「バンドを組むアニメは神作品」という法則があるので期待値グングン上昇中です
うん
何も言いませんよ僕は
先生は「調子に乗っちゃダメ~」とは流石に言わず「就職ね…」と微妙な顔で返事
僕もそう返すと思います
次の生徒(名前は大滝千佳)も「お嫁さんになる~!」と脳内ブーケ状態
こいつら空の青さを知る前に世間を知った方が良くね?
学校を後にしたあおいは姉の「あかね」の車で家に帰ります、VIP待遇かよ、憧れを今掴んだってか?
なんとあかねとあおいの年の差は14歳差(=あかねは31歳)
なんか色々思うところありますね
14年間レスだったんでしょうか
どうやらあおいの住む町はまぁまぁ田舎で盆地だそうです
あおいに言わせれば「あたし達は、巨大な監獄に収容されてんの」だそうです
バンド(ウー)マンになるより詩人の方が才能あるんじゃないかなと思ってたらあかね&あおい姉妹は地域の寄り合いに参加
なんと二人の両親は交通事故で亡くなっていました、あかねがあおいを育ててきたんですね
どうやらあおいは自分があかねを縛っているのではないかと考えている模様
まぁそういうのはありますよね~だから東京で早く自立したいって感じなんですね
だからってバンドはどうかと思いますけど
寄り合いは正道という男性の熱い演説で盛り上がっています、どうやら有名歌手を読んで祭りを開く予定だそうで
あおいはおっさん達の汗臭い感じに耐えかねて裏方へ、正道の子供で小学5年生の正嗣と話します
???「令呪を以て命ずる、聖杯を破壊しろ、セイバー」
正道はバツイチで今は元同級生のあかねといい感じらしい(あかねは未婚)
あおいは「バツイチにやるか」とごもっともな反応
と、ここで正道が「しんの、って覚えてるか?」と謎の一言
誰でしょう?年に1回嵐呼びがちな5歳児のことでしょうか?
それとも「そこに愛はあるんか?」って聞かれがちなお笑い芸人のことでしょうか?
金室慎之介という方だそうです
ここから過去編
あかねと正道と慎之介は同級生だそうで、3人が高校生の時(あおいは4才)に 正道(みちんこ)ドラム、慎之介(しんの)ギターとあと二人でバンドを組んでいたそうで、あかねとあおいはそのバンドが練習場所にしていたお堂に差し入れを持っていく……というのが日課だったようです
しんのはツナマヨが好きなんですがあおいが昆布が好きらしいのであかねはいつも昆布おにぎりを作っていったそうです
作り分けすればよくないか?ちなみに僕は鮭が好きです
しんのはあかねスペシャルというとんでもない愛称のギターを使っていました
そう、しんのとあかねは付き合っていたんですね
高校を出たあとは一緒に上京する予定まで立てていたそうです
あおいはギターに興味があったそうで、しんのはあおいにギターを教えてやると意気揚々。二人とも瞳の中にほくろがあるらしく、「俺たちは目玉スター」だとのこと。
目玉スター
バンドの練習でいつもやる曲があります、あかねが「これ聞きたい~」って言うんですね
その曲は…
ガンダーラなんだなぁこれが
っぱあかねは分かってますね、ゴダイゴ最強!w
過去編終わり
あかねと正道の結婚の話や上京のことなどで色々溜まってるあおいは若かりししんの達が練習していたお堂でベースをかき鳴らしますが上手くいきません
と、そこに「うるせええええええ!!」とオタクさんもビックリな声が聞こえてきます、ベース聞くの嫌いな感じ?
???「なんなら好きで聞いてるわベンベンベンベン」
で、声の主はというと
若かりし頃のしんのでした
何をいってるのかわからねーと思うが俺も何をいってるのかわからねー
あおいはダッシュで逃走、しんの?も追いかけますが何故かお堂から出られないようです
しんのは13年分タイムスリップしたようです
まぁエヴァンゲリオンQは14年空いてるんでね( ´_ゝ`)フーン
凪あすの感想のブログでも同じようなくだりがあったと思います
逃げたあおいはあかねの元へ、そこに正道もやってきて正嗣を加えた4人で大物演歌歌手、新渡戸団吉のお迎えをしに庁舎に向かいます
と、新渡戸団吉は大型トラックで歌いながら登場、こういう系の大物は何しても許されると思ってます
と、新渡戸団吉のバックバンドに見覚えのある…?人が
しんの、もとい金室慎之介です
ということで、答えは「嵐を呼ぶ31歳」だった訳ですね
ただ、この男東京の荒波に揉まれたせいか若かりし頃のオーラは失いダメ人間に
ベロンベロンになったあげく送ってくれたあかねを口説きだします
その上「戻ってきたくなかった…」とまで言い出して登場序盤からもう不穏過ぎてもはやあおいやお堂のしんののお陰で改心するのが透けるくらいに不穏です
で、当のあおいは正嗣を連れてお堂のしんのに会いに行きます
なぜしんのが現れたのかを考察する一同
ここから過去編
あかねの両親が事故で亡くなったことで、あかねは上京を諦めます
結果としてフラれてしまったんですね
過去編おわり
そしてしんのは家に帰る気も起きず、お堂で色々考えてると……
高校生になったあおいがいました
何をいってるのかわからねーと思うが俺も何をいってるのかわからねー
結果としてあかねと(大人になった)慎之介がくっつけば(お堂に出てきた高校生の)しんのは成仏するんじゃね?という、あぁ…まぁ……そうかもしれんけど………ほんまかよって感じの結論に
翌日、しんのはあおいの弁当(あかね作)を食べながら談笑にふけます。
えぇ、こち亀は終わりました。
ジャンプ談義をめちゃくちゃしたい気持ちをぐっと抑えて次へ
あおいは学校の卒業アルバムであかねやしんの、みちんこ達を見つけます
みちんこって名前確実にイジメられてたと思うんですけど
ミジンコ+チンコじゃん
ゴダイゴもみちんこにはbeautiful nameと言えないでしょう
そんな卒アルの中に好きな言葉という欄が
そういうのありましたよね~~
ちなみに僕の好きな言葉は「桜小路ルナ様」です
はい
あかねの好きな言葉は「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る」だそうです
後半部分、井の中の蛙が無理矢理イキってるだけにしか感じないんで心が腐ってますね僕は
でなんか帰ろうとしたら「結婚しまーす!」って言ってた脳内ブーケ女がなぜかくっついてきます
あおいが男とつるんでるっていう情報を仕入れたそうです
情報リテラシーって知ってるか?
あかねの車に乗った一行は新渡戸団吉のバックバンドの内2名が鹿肉があたって入院したと聞いて病院へ
うわ~~~
ドラムとベースがいない~~~~~
この街でドラムとベースの経験者いないかな~~~~~
いるわけないか~~~~~
卒業したら東京でバンドで食ってこうとか考えてる奴とか高校の頃バンドでドラムやってた奴とかいないか~~~~~~~~~
おる~~~~~~~~~~~~~~~~
ということで正道とあおいが代役を務めることに
慎之介は「アマチュアに何ができんねん」とご立腹
正道はちゃんとデキたが?
ここであおいが「じゃあ私達の曲を聞いて判断しろ」と正道と1曲KAMASIます
ここで弾く曲が
ガンダーラなんだなぁ
っぱあおい分かってるよこの女
東京で食ってくって言うだけあるわ
演奏は新渡戸団吉を震わせるのに十分だったようで、正式に代役に任命されます。やった!
その夜、あおいは正嗣を連れてお堂でしんのと練習します
と、しんのが今の自分(慎之介)が気になると言い出します
しゃーねーな撮ってきてやると優しい二人
まぁ撮れたのはあおいにグチグチグチグチ言ってくる姿とキャバ嬢に言い寄られるシーンだった訳なんですけど
これにはお堂のしんのもご立腹
まぁこんな自分見たくないですよね…同情します。お堂だけに
はい
くそつまらない、ギャグと名乗ることすらおこがましいレベルのギャグをしている内に、気づいたらあおいとお堂のしんのはかなりいい感じに
あおいが「しんの!デコピンして!お願い!」とかなり危険な女になっています……こんな状態で上京したらデコピン系ホストに貢いじゃいそうで不安です
デコピン系ホストってなんだよ
翌日
学校でイヤンホホを耳に挿しながら机に突っ伏すという100点満点の陰ムーブをしていると、あの脳内ブーケ女がおっさんと街を闊歩していたという話が聞こえます
取っ捕まえて事情聴取すると慎之介といた模様
そのまま急に「しんのが好きだ!何が悪い!」と叫びだします
いや別に誰も悪いとか言ってないけど
家に帰ったと思えばあかねには「慎之介についていったら慎之介はあんなことにならなかったのに!」と言い捨てて飛び出し、みちんこの家に転がり込んだと思いきやみちんこには「大人もみちんこの腹も全部汚い!」と言い捨てて飛び出します
一番汚そうなのは脳内ブーケ女と新渡戸団吉な訳ですけど
翌日
あおいは脳内ブーケ女を股ゆると呼ぶようになりました
テレレテーレーテッテレーおめでとう!脳内ブーケ女は股ゆるに進化した!!
別にシテないらしいですしJKに手を出したらそれこそ両さんにしょっぴかれると思うんで慎之介も手を出すとは思えないんですけど
女の子侍らして歩いてる31のおっさんは職質の恐れがあります
人気のない裏方に向かうあおい、すると慎之介がある曲を弾いているのを見かけます
その曲が
ガンダーラなんですねぇ
うーんゴダイゴ最強!w
ガンダーラしか勝たない
するとあかねが慎之介の前に現れます、身を隠すあおい
あかねと慎之介はなんだかんだいい感じみたいです
あかねはまだ慎之介のことが好きだったようで
あかねと慎之介をくっつけたいと思う反面、お堂のしんのと別れたくないという相反する感情の間であおいは悩みます
ここで慎之介とあおいがくっついたらお堂のしんのがいなくなるって決まった訳ではなくね…?とか言ってはいけません。アニメ映画において仮説=真実です。
そしてお祭り当日
新渡戸団吉がお気に入りのペンダントがないと喚き散らかします
山道のトンネルで失くした可能性が高く、時間もないということで急遽あかねがトンネルに探しに行くことに
あおいはあかねに「気を付けてね」と一言
余計なこと(場合によってはナイスアシスト?)言っちゃいましたね
あかねがトンネルに行く途中で事故にあってあおいやお堂のしんのが慎之介に発破をかけてが助けに行かせるところまで透けました
というわけでトンネル近くで土砂崩れが発生、あかねとは音信不通に
戸惑うあおいに対し、慎之介は「他の奴が助けに行ってるなら俺が行ったところで意味はない」とドエレー"Coool"に流します
この画像某ブログを思い出すから使いたくないんだけど
そこにぶちギレるのが我らがしんの
ご都合展開でお堂の結界をぶち破り、幽霊だからなのか体がフワフワのようでジャンプすれば電線まで届くくらいのジャンプ力であおいと一緒に事故現場に急ぎます
どう見てもサハクィエル(第8の使徒)戦です。ありがとうございます
名シーンの多いエヴァ破の中でもかなり熱いシーンなので是非
で、しんのはトンネルの中へ
慎之介も遅れて来ます。
しんのがトンネルに入ったと聞いて慎之介もトンネルに入ろうとしますがあおいが止めます。
今まで本当に同一人物か?って感じのしんのと慎之介でしたがこういったシーンで同じ行動を取ろうとするにはエモいですね
と、しんのがあかねを救出して二人の前に現れます
しんのの手を離れたあかねは慎之介に………
と思いきやあおいに抱きつきます
あかねにとっての1番は正道でもしんのでも慎之介でもなくあおいなのでした
誰に何度頼まれようと差し入れのおにぎりはあおいの好きな昆布でしたね
若かりししんごが上京しようとした時もあかねはあおいに寄りそう事を決めました
妹に寄りそう姉の作法ってね
つまんな
二人きりになったあかねはあおいの姉に、母に、父になろうとひたむきに努力していました
この作品は姉妹愛、家族愛の作品だったのです
慎之介は「あおいが何よりも好きなお前を好きになってよかった」と言い、あかねは「今度ツナマヨおにぎりを作ってあげる」と返します。そしてしんのはいつの間にか姿を消すのでした………
そしてあおいはしんのに別れを告げ、上京します……
と、いうわけで内容をさらった訳ですが……
かなり内容が濃かったと思います
その理由はズバリ1つ1つの人物関係に1つずつモチーフがあり、それが折り重なることで一つの作品でありながら複数のメッセージが込められているからだと思います
まずはあおい×あかね
この二人の関係にはこの作品で最もウェイトの重い姉妹愛ないし家族愛があります
男女の恋愛よりもこの家族愛に重点を置くことでこの作品は思春期の男女だけでなく老若男女に刺さる作品に仕上がったのだと思います
次にしんの×あおい
ここには言うまでもなく初恋や失恋が描かれています
まぁ禁断の愛って感じなんですかね?
彼女いない歴=年齢の僕には分かりません
そしてあかね×慎之介
これは先ほどの二人とはうって変わって互いが互いに遠慮してしまう大人の恋愛というかなんというか……
彼女いない歴=年齢の僕にはよく分かりません
ていうかこの二人がだいぶシャ乱Qの「上京物語」感してていいんですよね
まぁ彼女いない歴=年齢の僕には分かりませんが
はぁ
最後にしんの×慎之介
ここには夢と現実が描かれてると思います
バクマン。読みたくなってきたので後で読みます
というわけで、内容も濃くストーリーもよく纏まっていて思うところの多いかなり良い作品だったと思います
なんか昭和の曲ばっか思い出しちゃったんですが僕はまだ未成年です
おま○け
ガンダーラで熱くなってたら某某某某某さんに聞いたことないって言われました